コースターにはどのような種類がある? 形状やサイズ・素材について
お茶だしに必要不可欠なのが「コースター」です。特に、ガラスコップを使うことが多い夏場は大活躍してくれます。コースターにもさまざまな種類があり、素材によって特徴が変わるのです。
そこで、コースターの形状・サイズや使っている素材、コースターのメリットについて説明します。コースターの種類を知りたい人は、ぜひチェックしてくださいね。
1.コースターの形状やサイズ
コースターには、どのような形やサイズがあるのでしょうか。形状やサイズを自分の好みに合わせて作ることもできます。自分に合ったコースターを見つけるためにも、形状やサイズの種類を把握しておきましょう。
1-1.基本は「角丸形」「丸形」
コースターの形状といえば、主に「角丸形」や「丸形」を思い出すのではないでしょうか。バーやカフェ、居酒屋などのお店に行ったとき、ガラスの下には必ずコースターが敷いてありますよね。多くのお店が「角丸形」または「丸形」を使っているように、スタンダードな形になっているのです。しかし、コースターの形は角丸形・丸形だけではありません。自由に自分の好きな形に作ることもできます。
ハートや星型・五角形・六角形・猫型・犬型など、さまざまな植物や動物の形にすることも可能です。角丸形や丸形は“通常コースター”と呼ばれていますが、変わった形のことは“変形コースター”と呼んでいます。また、お店によっては“ドリンクホルダー用コースター”や“立体型ペーパーコースター”など、さまざまな形状の受注を行っているのです。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
1-2.コースターのサイズはどのくらい?
形状と同じく、気になるのが「サイズ」です。コースターのサイズはだいたい決まっています。ほとんどのコースターは丸形が直径90mm、角丸形が90mm×90mmだと考えてください。およそのサイズは「90mm」になるでしょう。通常のガラスコップであれば、90mmがちょうどいい大きさになりますよ。
ほかにも、70mm、75mm、80mm、85mm、88mmなど小さめのサイズもあるので安心してください。「90mmが大きすぎるかな…」と思ったときは、小さいサイズに変えてみましょう。コースターの製作を受け付けているお店によっては、表示しているサイズ以外の対応も可能です。自分の理想にぴったりなコースターのサイズをつかんでおきましょう。
1-3.コースターの厚さは?
コースターの形状やサイズはもちろん、「厚さ」も要チェックです。コースターの厚さはだいたいどのくらいだと思いますか? コースターの素材によって異なりますが、およそ0.5mm~2.0mmになるでしょう。どのくらいの厚さにするべきなのか、考えなければなりません。あまりにも薄いと、安っぽく見えてしまいます。
また、グラスについている水滴を吸収できないでしょう。見た目や機能性を考えつつ、厚さを決めてくださいね。厚さがあればあるほど、製作を依頼するときの費用が高くなります。依頼するときは必ず料金を確認しておきましょう。
2.コースターに使う素材
2-1.たくさんの種類があるコースター素材
コースターに使う素材はたくさんあります。主にお店などでよく見かけるコースターは「厚紙」です。水にぬれてしまうとふにゃふにゃになるため、使い捨てタイプが多いでしょう。厚紙のほかにも、羊の毛で作っている「フェルト」、和風にぴったりな「木製」「竹製」のコースターがあります。使いまわしができる「コルク」「シリコン」で作っているコースターもあるのです。
最近では、古着を再利用して「布製」のコースターを自作する人も増えてきています。簡単に自分だけのオリジナルコースターを作ることができるのです。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。それぞれの素材によって質感や組み合わせ、お手入れの仕方が異なります。使う前に確認しておかなければなりませんね。
2-2.素材によって違うお手入れの仕方
コースターに使う素材にはたくさんの種類があります。それぞれの特徴をきちんと知っておかなければ、再び使えなくなってしまうでしょう。使い捨てタイプでない限り、きちんとお手入れはしておかなければなりません。
そこで、素材ごとのお手入れ方法を簡単に説明します。羊毛で作っている「フェルト」は、ぬるま湯で洗うのが基本です。「布製」は洗濯機でも大丈夫ですが、フェルトは毛がからまってしまいます。手洗いでやさしく丁寧に汚れを落としていきましょう。「木製」や「竹製」は水で絞った布で拭いてください。水洗いをするとカビが生えてくる恐れがあるため、拭きとるやり方が1番です。
「コルク」や「シリコン」も布で汚れを拭くと良いでしょう。コルクは水をはじくため、乾いた布で拭いてください。シリコンは汚れを水で洗い流しても構いません。それぞれのお手入れ方法をしっかりと頭の中に入れておいてくださいね。
3.コースターのメリット
3-1.オリジナルコースターでアピールしよう
コースターの主なメリットは、「グラスについた水滴の受け皿になってくれる」点です。コースターがなければ、グラスを口に近づけるときに水滴が洋服へと落ちてしまいます。せっかく楽しい席なのに、水滴で汚れてしまうと気分が下がってしまうものです。「おもてなし」としてコースターはとても大きな役割を担っています。
また、お店ではオリジナルコースターを活用してアピールできるメリットがあるでしょう。お店のロゴやマークが入ったコースターを無料配布すれば、お店のアピールができるのです。お客さんたちの印象に残るでしょう。実際に、店舗の知名度を上げるため「オリジナルコースター」を導入しているお店もたくさんあるのです。ぜひお店のイメージをコースターに投影してみてはいかがでしょうか。
3-2.業者に依頼する際の注意点
コースターの製作を業者に依頼する場合、気をつけてほしいことがあります。「コスト」と「品質」です。せっかくコースターを作るのですから、質の高さは重視しなければなりません。高いお金を払ったのに質が悪いと非常に残念です。依頼する業者を選ぶときは、質の高いコースターを提供しているところを選びましょう。品質を保証していると同時に、コストが見合っているとうれしいですね。
安心して依頼できる業者を選ぶため、数社比較しましょう。比較することで、どこが1番良いのかわかりやすくなります。
まとめ
コースターの形状やサイズ、コースターに使う素材やメリットについて説明しました。コースターの種類を知りたい人は、ぜひチェックしてほしい内容ばかりです。コースターの種類を把握しておけば、自分に合ったコースターが選べるでしょう。
- コースターの基本的な形状は「角丸形」と「丸形」
- コースターのサイズはだいたい90mm
- 厚さはおよそ0.5mm~2.0mm
- フェルト、木製、竹製、厚紙、コルク、シリコン、布製とさまざまな素材がある
- 素材によってお手入れ方法が異なる
- オリジナルコースターでアピールできる
- 業者に依頼する際は「コスト」「品質」を要チェック
以上は、ぜひ押さえておきたいポイントです。業者にオリジナルコースターを依頼するときは、しっかりデザインの打ち合わせをしてくださいね。