喫茶店のコースターを製作する方法は? 人気のデザインや費用相場も!

コースター

「喫茶店のコースターが人気と聞いたけど、どんな方法で製作できるのだろう」「喫茶店のコースターで人気のデザインを知りたい」とお考えではないでしょうか?

喫茶店のコースターは、実用性が高いだけでなくマニアからも人気のあるアイテムですよね。しかし、実際に製作しようとしても、どこにどんな方法で依頼できるのか、どんなポイントを押さえるべきかなどよく分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、喫茶店のコースターについて詳しく解説します。

  1. 喫茶店のコースターの重要性
  2. コースターの素材ごとのメリット・デメリット
  3. 喫茶店のコースターをデザインするポイント
  4. 喫茶店のコースターの費用相場
  5. 喫茶店のコースター製作を業者に依頼する方法
  6. 喫茶店のコースターに関するよくある質問

この記事を読むことで、喫茶店のコースターを製作するポイントがよく分かります。喫茶店のコースターを製作予定の方は、役に立つはずです。

1.喫茶店におけるコースターの重要性

最初に、喫茶店におけるコースターの重要性について詳しく見ていきましょう。

1-1.グラスやカップの水滴を吸収する

喫茶店のコースターの重要な役割は、グラスやカップの水滴を吸収することです。冷たい水や飲みものは、グラスやカップに水滴が付着し、テーブルをぬらしてしまうことがあります。また、テーブルがぬれることで、テーブルの素材が傷んでしまう可能性もあるでしょう。しかし、コースターを敷いておけば、グラスやカップの水滴を吸収してくれるので、テーブルがぬれてしまうのを防ぐことができます。

1-2.テーブルに汚れが付着するのを防ぐ

テーブルに汚れが付着するのを防ぐのも、喫茶店のコースターの重要な役割です。水以外にも、コーヒーや紅茶・ジュースなどがこぼれてテーブルをぬらしてしまうことがあります。すると、テーブルが汚れてシミになってしまう可能性もあるでしょう。そこで、コースターが役に立つのです。コースターを敷いて提供すれば、飲みものが多少こぼれた程度ならコースターが吸収してくれます。掃除の手間が省けて、テーブルが長持ちするのもメリットです。

1-3.衝撃音を軽減する

喫茶店のコースターには、衝撃音を軽減する役割もあります。喫茶店のテーブルに使われている素材は、主に木材や金属などです。こうしたテーブルは、グラスやカップを置いたときに衝撃音が発生し、気になることがあります。特に、静かな雰囲気を大切にしている喫茶店では、客からクレームになることもあるでしょう。そんな場合、コースターを使うと、グラスやカップを置いたときの衝撃音を軽減してくれるので、とても役立ちます。

1-4.店舗の印象がアップする

喫茶店でコースターを使用すると、店舗の印象がアップします。コースターを使用しない店舗と比較して、丁寧な接客をしていると評価できるからです。店舗にとっては、コースターを使用することで、手間やコスト増えることになります。しかし、手間やコストが増える以上に顧客からの評判がよくなるので、メリットが大きいといえるでしょう。

1-5.宣伝効果が期待できる

宣伝効果が期待できるのも、喫茶店におけるコースターが重要な理由といえます。喫茶店のコースターはマニア人気が高く、人気店のものやデザインのよいものを中心に、コレクションする人が急増中です。中には、コースター目当てで遠方から来店する人もいます。自然と店舗の評判が広がるため、高い宣伝効果が期待できるのです。

2.コースターの素材ごとのメリット・デメリット

コースターの主な素材について、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

2-1.コルク

喫茶店でよく使われているのが、コルク製のコースターです。特に、老舗と呼ばれる喫茶店に多く見られます。

メリット

  • ナチュラルな雰囲気を演出できる
  • 吸水性に優れる
  • 吸音性に優れる
  • 軽くて扱いやすい

デメリット

  • いったんぬれると乾くのに時間がかかる
  • デザインの色が沈んでしまう
  • 手入れが悪いとカビが繁殖しやすい
  • 劣化するとボロボロになり見栄えが悪い

2-2.布

アットホームな雰囲気の喫茶店では、布製のコースターもよく使われています。布製のコースターは手作りするケースも多く見られますが、大量に必要な場合は業者にオーダーするのが一般的です。

メリット

  • 好みの生地で手作りすることも可能
  • 洗って繰り返し使える
  • 軽くて扱いやすい
  • 吸水性に優れる

デメリット

  • いったんぬれると乾くのに時間がかかる
  • 臭いや汚れが付着しやすい
  • 手入れが悪いとカビが繁殖しやすい

2-3.珪藻土

コースターの素材として比較的新しいのが、珪藻土です。特に、エコに関心が高まるにつれ、喫茶店でもよく見られるようになっています。

メリット

  • 繰り返し使える
  • カビや雑菌が繁殖しづらい
  • 吸水速乾性に優れる
  • 熱に強い

デメリット

  • 初期費用がかかる
  • 水以外の飲料が付着するとシミになりやすい
  • 割れてしまうことがある
  • ものによってはテーブルが傷付くことがある

2-4.紙

喫茶店では、紙のコースターも人気です。今までそのほかの素材で製作していた場合でも、多くのメリットがあることから、紙のコースターに切り替える例が増えています。当マスプロックでも、紙のコースター製作をお受けしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

メリット

  • 使い捨てできて衛生的
  • 保管コストが低い
  • 大量製作しやすい
  • オリジナルデザインが映える
  • コースター目当ての集客が期待できる

デメリット

  • 高級感の演出が難しいことがある
  • 衛生面の問題で繰り返し使えない
  • 破損しやすい

3.喫茶店のコースターをデザインするポイント

喫茶店のコースターをデザインするときには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

3-1.店舗名やロゴを入れる

喫茶店のコースターには、店舗名やロゴを入れるようにしましょう。喫茶店のコースターは、宣伝物としての役割もあるからです。デザインがよいコースターは、マニアの間で話題になり、コレクション目的で来店してもらえる可能性が高くなります。店舗名やロゴが入ったコースターは特に人気でSNSやブログで取り上げてもらいやすく、思わぬ宣伝効果が期待できることでしょう。

3-2.なるべく清潔感を意識する

喫茶店のコースターは、なるべく清潔感を意識したデザインにしましょう。喫茶店は飲食物を提供する場所ですから、清潔感が重要なポイントになります。たとえば、白を基調にし、さわやかなブルー系やグリーン系などでまとめるのが無難です。喫茶店のコンセプトによっては、パステルカラーやナチュラルカラーなどを使うのもよいでしょう。

3-3.店舗の雰囲気を反映させる

店舗の雰囲気を反映させることも、喫茶店のコースターをデザインする際に押さえておくべきことです。店舗の雰囲気にマッチしたデザインにすることで、統一感が生まれてセンスのよさを演出できます。喫茶店でも、レトロな雰囲気の店舗と現代風の店舗では、マッチするデザインが異なるので、注意してください。

3-4.たくさんの実例を見て参考にする

喫茶店のコースターをデザインするときには、たくさんの実例を見て参考にしましょう。特に、同じような雰囲気の喫茶店や人気の高い喫茶店のコースターは、参考になる部分があるはずです。たくさんの実例を見て、いいなと感じたもののフォント・レイアウト・配色などを参考にして、デザインに取り入れていきましょう。

3-5.デザイン画面と実物の色のギャップを理解する

業者に喫茶店のコースターをオーダーする場合は、パソコンなどのデザイン画面と実物の色のギャップを理解しておくことが必要です。業者が色指定を間違えていない場合は、色合いが気に入らないという理由だけで、無料でのやり直し対象にはなりません。もしも色合いを変更してやり直したいのであれば、全額自己負担になります。こうしたギャップをできるだけ少なくするためにも、実例サンプルを提示してもらったり色指定の際に業者によく相談したりすることなどが大切です。

4.喫茶店のコースターの費用相場

喫茶店のコースターの費用相場を、主な素材ごとに見ていきましょう。

4-1.コルク

喫茶店のコースターをコルクで製作する場合、主にシルクスクリーンプリントでデザインを印刷することになるでしょう。シルクスクリーンプリントは、色ごとに専用の版を用意する必要があるため、色数が増えるほど版代がかかるのが特徴です。たとえば、シルクスクリーンプリントの単色印刷で100個製作した場合、約25,000円~が費用相場になります。業者によっては、1~10個単位でのオーダーが可能な場合もありますが、単価が上がって割高になるのが一般的です。

4-2.布

喫茶店のコースターを布で製作する場合は、シルクスクリーンプリントのほか、業者によってはインクジェットプリントが選択することが可能です。インクジェットプリントは、フルカラーでの表現が可能で安価に印刷できることから、最近では布のコースター製作で主流になってきています。インクジェットプリントで布のコースターを100個製作した場合の費用相場は、約20,000円~です。なお、布のコースターの場合、1~10個単位でオーダーできる業者は少ないのが現状になります。

4-3.珪藻土

珪藻土で喫茶店のコースターを100個製作する場合、約30,000円~が相場です。珪藻土のコースターは単価が高いこともあり、1~10個単位でオーダーできる業者も多くなります。ただし、小ロット製作になることから、単価が倍以上になるケースも少なくありません。さらに、珪藻土のコースターはかさばることから、保管場所の確保が必要になるといった点なども考え、予算とも照らし合わせてオーダーする個数を吟味することが大切です。

4-4.紙

紙のコースターを製作する場合、100~1,000枚単位でのオーダーとなるのが一般的です。たとえば、当マスプロックで紙のコースターを厚さ0.5mm・1色印刷で1,000枚オーダーいただいた場合、版代込みで16,700円(税抜き価格)となります。1枚当たり16.7円と単価が安いことに加え、使い捨てできて衛生的、保管コストが安いなどの点を考えると、コストパフォーマンスがとても優れているといえるでしょう。

5.喫茶店のオリジナルコースター製作を業者に依頼する方法

喫茶店のオリジナルコースター製作を業者に依頼する方法について、詳しくご紹介します。

5-1.信頼できる業者を選ぶポイント

喫茶店のオリジナルコースターは、以下のポイントを参考にして信頼できると判断した業者にオーダーしましょう。

  • オリジナルコースター製作で豊富な実績がある
  • 高品質な仕上がりで定評がある
  • たくさんの実例を挙げてアドバイスしてもらえる
  • 見積もりは無料
  • 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
  • 希望の納期を考慮してもらえる
  • オーダーしやすい最小ロット数
  • スタッフの感じがよくて顧客からの評判もよい

なお、当マスプロックも喫茶店のコースター製作で豊富な実績があります。見積もりは無料ですから、お気軽にお問い合わせください。

5-2.喫茶店のコースター製作を業者に依頼する流れ

喫茶店のコースター製作を業者に依頼する場合、以下のような流れで進みます。

  1. この記事の「5-1.信頼できる業者を選ぶポイント」を参考にして信頼できる業者を選ぶ
  2. 業者へコースター製作について相談し、見積もりを依頼する
  3. 業者から見積もりが届いたら内容をよく吟味する
  4. 見積もりの内容に問題がない場合は、業者へコースター製作を正式に依頼する
  5. 指定期限までにデザインを作成し、業者の指定した形式で入稿する
  6. 依頼内容と入稿されたデザインに沿って業者がコースターを納期までに製作し、依頼者へ発送する

製作費用の支払いについては、契約と同時に全額前払い、契約時に一部を前払いし残りを納品後に支払い、納品後に全額支払いなど、業者によってさまざまです。

5-3.業者に喫茶店のコースターをオーダーするときの注意点

業者に喫茶店のコースターをオーダーするときは、以下の点について注意しましょう。

5-3-1.仕上がりの希望を明確に伝える

まずは、仕上がりの希望を業者へ明確に伝えましょう。きちんと伝えなかった結果、業者と行き違いが生じて、希望とはかけ離れた仕上がりになることがあります。たとえば、希望に近い実例を提示したり文書にまとめたりしてできるだけ細かく伝えるとよいでしょう。こうすると、理想の仕上がりがより明確になることもメリットです。

5-3-2.業者とのやり取りを記録に残しておく

業者とのやり取りは、必ず記録に残しておきましょう。たとえば、電話でやり取りした場合などにもも、録音しておく、メモに取っておくなどの方法がおすすめです。記録に残すことで、後から簡単にやり取りの内容を確認できるほか、何かあったときの証拠になります。

5-3-3.不明な点をそのままにしない

業者とのやり取りで不明な点があったら、そのままにしないでください。たとえ小さなことであっても、行き違いの原因となり、思わぬトラブルにつながることがあります。不明な点はその場で確認し、クリアしておくことが大切です。

6.喫茶店のコースターに関するよくある質問

最後に、喫茶店のコースターに関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.喫茶店のコースターは何枚程度オーダーすべきか?

A.特に決まりはありません。ただし、紙のコースターは、最小ロットが1,000枚~となるケースが多いため、ひとまず1,000枚オーダーして消費ペースなどの様子を見てみるのもおすすめです。

Q.人気アニメのキャラクターをコースターのデザインに使うことは可能?

A.著作権者に許可をもらえば、可能です。ただし、著作権料を支払うことになる可能性が高いでしょう。なお、著作権者に無断でデザインに使用することは、著作権法違反になるので絶対にやめてください。

Q.以前使用していた喫茶店のコースターは処分すべきか?

A.汚れや傷みがひどい状態なら、処分するとよいでしょう。ただし、まだキレイで十分に使えるものは、マニアなどに譲る方法もあります。店頭などでフリー配付したり、常連客に声をかけてみたりするとよいでしょう。

Q.紙のコースターでも繰り返し使えるのでは?

A.確かに、水滴が多少付着した程度のものは、乾燥させて再利用することも可能です。しかし、衛生面の問題があるため、繰り返し使うのはおすすめしません。

Q.追加オーダーする際はデザインを改めて入稿する必要はない?

A.業者に確認してください。初回オーダーからすぐの追加オーダーなら改めての入稿が必要ないケースもあれば、オーダーの都度、入稿が必要なケースもあります。

まとめ

今回は、喫茶店のコースターについて詳しく解説しました。喫茶店でコースターを使用すると、グラスやカップの水滴を吸収する、テーブルの汚れを予防するなど、多くのメリットが期待できます。また、デザインのよいものはマニアの中で評判となり、高い宣伝効果をもたらすこともあるでしょう。喫茶店のコースターを製作するなら、衛生的で何かと使い勝手がよい紙のコースターが人気でおすすめです。当マスプロックでも、喫茶店向けの紙のコースター製作を多数お受けした実績がございます。まずは、何なりとお気軽にご相談ください。