使い捨ておしぼりの特徴は?オリジナル製作のポイントなどを解説
新型コロナウイルス感染症の流行によって、使い捨ておしぼりがよく見られるようになりました。飲食店で必要不可欠なおしぼりは多種多様ですが、使い捨ておしぼりは衛生面に優れている点が大きなメリットです。
最近では、他店と差別化を測るために、使い捨ておしぼりをオリジナル製作する飲食店が増えています。どのように製作すればいいのか、どのような特徴があるのか、使い捨ておしぼりが気になっている方は多いでしょう。
そこで、本記事では、使い捨ておしぼりについて詳しく説明します。
この記事を読むことで、使い捨ておしぼりの選び方や製作時のポイントなどが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。
1.使い捨ておしぼりとは?
まずは、使い捨ておしぼりの特徴をチェックしておきましょう。
1-1.紙製のおしぼり
一般的に、使い捨ておしぼりは紙製でできています。紙製のおしぼりは、衛生的で気軽に提供できるのが大きな特徴です。一度使えば捨てるだけなので、衛生面に優れているのはもちろんのこと、管理が楽で手間も省けます。回収する必要がないため、テイクアウトが増えている今の情勢にはぴったりのおしぼりといえるでしょう。使い捨てタイプだからこそ、雑菌の繁殖や悪臭の心配もありません。
1-2.ランニングコストが抑えられる
使い捨ておしぼりは、コンパクトサイズかつ温冷調節の必要がありません。よって、維持管理がしやすく、ほかの素材よりも安価で済むメリットがあります。つまり、使い捨ておしぼりはランニングコストを抑えることができるという大きなメリットを持っているのです。飲食店にとって、おしぼりといった消耗品は、いかにコストを抑えるかどうかがポイントとあります。飲食店では必要不可欠なアイテムだからこそ、コストを抑えられる使い捨ておしぼりの需要が増えているのです。
1-3.利用者にとっても使いやすい
使い捨ておしぼりは、利用者にとっても使いやすい特徴があります。基本的に、使い捨ておしぼりはパッケージに入っているので、バッグの中に入れたり、外出時に持って行ったりしやすいのです。特に、最近は新型コロナウイルス感染症の影響によって、飲食店の多くがテイクアウトをしていることでしょう。テイクアウト用として使い捨ておしぼりは役立ちますし、利用者にとっても気軽に使うことができます。
2.そのほかのおしぼりとの違い
使い捨ておしぼりは、ほかのおしぼりとどのような違いがあるのでしょうか。大きな違いをいくつか説明します。
2-1.布おしぼりは管理が大変!?
紙おしぼりと同じく、おしぼりとして普及されているのが布おしぼりです。布おしぼりは、季節によって温めたり、冷やしたりと温度調節が可能で高級感があります。よく、高級レストランやホテル・旅館などで使われることが多いでしょう。季節だけでなく、料理によって温度を変えて提供している飲食店もあります。くり返して使うことができるのでエコではありますが、おしぼりの量が多くなると、洗濯する手間がかかってしまうでしょう。使い捨ておしぼりとは違い、管理に手間がかかる点がデメリットです。
2-2.ウェットティッシュ
使い捨ておしぼりもウェットティッシュも、レーヨン・コットン・パルプなどの不織布でできていますが、それぞれ違いがあります。1番の大きな違いは、包装の違いです。一般的に、使い捨ておしぼりは個包装ですが、ウェットティッシュは1つの容器に複数入っています。また、使い捨ておしぼりの役割は、食事前に手をキレイにすることです。そのため、食中毒を防ぐための除菌剤が使われています。一方、ウェットティッシュには除菌剤だけでなく、油脂分を除去するためのアルコールや洗浄剤、肌荒れを防ぐための保湿剤・温順剤などが含まれているのです。このように、含まれている成分にも大きな違いがあります。
2-3.紙おしぼりにもさまざまな種類がある
紙おしぼりにも、さまざまな種類があることをご存じでしょうか。主な種類と特徴は以下のとおりです。
- レーヨン:破れにくく、滑らかな肌触り
- パルプ不織布:破れやすいが、ソフトな拭き心地。比較的安価で作れる
- コットン不織布:比較的破れにくく、厚手で保水性に優れている
最近では、エコに重視して再生紙を利用した不織布も登場しています。紙の素材によって使い捨ておしぼりにも違いが出てくるため、使用シーンを踏まえた上で選ぶといいでしょう。
3.使い捨ておしぼりの選び方
ここでは、使い捨ておしぼりの選び方を解説します。
3-1.目的を明確にする
どのような使い捨ておしぼりを選べばいいのか悩んでいる方は、まず目的を明確にしてください。どのような場面で使うのか、何のために作るのかなど、目的を明確にすることでベストな使い捨ておしぼりが選択できるでしょう。また、目的と併せてチェックしておきたいポイントが、ターゲットにしている客層です。たとえば、若者をターゲットにしている飲食店の場合、使い捨ておしぼりのデザインもポップでオシャレな柄にするといいでしょう。逆に、中高年をターゲットにする場合は、シンプルなデザインのほうが好まれます。このように、どのような客層をターゲットにしているのかも検討した上で、使い捨ておしぼりを選ぶことが大切です。
3-2.予算と優先順位を決める
使い捨ておしぼりを選ぶ際は、だいたいの予算も決めておくことが大切です。どのような点を1番重視するのか、優先順位も決めておくと予算内で理想のおしぼりが製作できるでしょう。前述したように、使い捨ておしぼりにもさまざまな種類があります。素材・形・デザインなどによって費用が異なるため、どこに最も予算をあてるのかにも意識を傾けておいたほうがいいでしょう。あれもこれもと求めてしまえば、すぐに予算をオーバーしてしまいます。
3-3.店舗イメージも考慮する
店舗イメージも考慮して、使い捨ておしぼりを選びましょう。使い捨ておしぼりをオリジナル製作する場合、形やパッケージデザインを自由に選ぶことができます。店舗に合わせた形やデザインにすることで、より多くの人にインパクトを与えられるでしょう。店舗のイメージに合った使い捨ておしぼりは、宣伝効果にもつながります。だからこそ、使い捨ておしぼりを選ぶ際は、店舗イメージも考慮することが大切です。
3-4.製作業者選びも大切
イメージどおりの使い捨ておしぼりを作るためには、製作業者選びも大切なポイントになります。製作業者によって、おしぼりの形状・サイズ・材質などが異なるため、なるべく製作実績のある業者に依頼したほうが、ベストな使い捨ておしぼりを作ることができるでしょう。どのようなおしぼりが製作できるのか、これまでどのようなおしぼりを作ってきたのかなど、ホームページで実績を確認してください。
4.使い捨ておしぼりの製作ポイント
ここでは、使い捨ておしぼりの製作ポイントについて説明します。
4-1.パッケージにこだわる
使い捨ておしぼりを製作する際は、パッケージにこだわりましょう。使い捨ておしぼりは安価で製作できる分、パッケージにこだわりを持たせることで他店との差別化が図れます。「何か特別感を出したい」と思っている方は、パッケージのデザインに力を入れてください。オリジナル製作は自由なデザインにできるからこそ、店舗名やロゴを印刷したり、オリジナルキャラクターを描いたり、オシャレな柄にしたりできます。製作業者の中には、デザイン相談を受け付けているところもあるので、要望を伝えながら一緒に考えるといいでしょう。
4-2.形状・サイズ・材質をチェックする
前述したように、製作業者によって使い捨ておしぼりの形状・サイズ・材質は異なります。まずは、業者のホームページでどのような形状・サイズ・材質があるのかチェックしてください。なお、参考として、紙製品の製作を受け付けているマスプロックでは以下の仕様になっています。
- 形状・サイズ:レギュラータイプ 外寸54mm×75mm/スリムタイプ 外寸37mm×88mm
- 外紙の材質:上質紙/ミラーコート紙
上質紙は光沢がない一般的な紙、ミラーコート紙は表面に光沢加工が施されています。キレイな発色のパッケージにしたいと思っている方は、ミラーコート紙がおすすめです。なお、既製柄は6種類、そのほか1色・2色・4色のオリジナル製作を受け付けています。また、アルコールウェットシート(既製柄だけ)と変形型おてふきも製作が可能です。
4-3.見積書は必ず確認しよう!
使い捨ておしぼりを製作する際に、必ずチェックしてほしいのが見積書です。おしぼりの仕様や発注数などによって、見積書の内容が変わります。どんなデザインにするといくらかかるのか、どうすれば予算内に抑えることができるのかなど、見積書を確認しながら業者と打ち合わせを重ねていきましょう。なお、マスプロックの場合、オリジナルおてふき(おしぼり)は1枚あたり4.5円~で製作可能です。
4-4.オリジナル製作ならマスプロックへ
使い捨ておしぼりのオリジナル製作を検討している方は、ぜひマスプロックにお問い合わせください。静岡県富士市・紙の街で創業以来50年、顧客総数1,000社以上の確かな実績と信頼を誇っています。原材料の調達から製品化・印刷まで、一貫して地元の作業にこだわり、ハイクオリティーな製品作りを心がけているのが特徴です。目的や店舗イメージに合わせた製品作りのアドバイスも行っているので、デザインなど使い捨ておしぼりでお悩みの方はお気軽にご相談ください。
5.使い捨ておしぼりに関してよくある質問
使い捨ておしぼりに関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.アルコールウェットシートの特徴は?
A.アルコール配合の除菌ウェットティッシュであることです。水・エタノール・塩化ベンザルコニウムがシートに含まれているため、手指の汚れや机上などの拭き取りに使用できます。テイクアウト用としてもぴったりな使い捨てタイプですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
Q.変形型おてふきとは?
A.一般的なおてふきの形状とは違う、新しい形のおてふきです。インパクトのある販促品が欲しい・通常の形では物足りない・形にこだわりを持ちたいと思っている方にぴったりでしょう。マスプロックでは、変形型おてふきの受注も行っているので、ぜひホームページをご覧ください。
Q.製作費用を最小限に抑えるコツは?
A.色数を抑えたり、シンプルなパッケージデザインにしたりするなど、方法はたくさんあります。使用する色の数が多くなるほど単価も高くなるので、費用を抑えたい方は色数を少なくするか、既製柄を選択するといいでしょう。どうすれば費用を抑えられるのか、製作業者に相談してみてください。
Q.納品までの大まかな流れは?
A.申し込みから納品までの大まかな流れは、以下のとおりです。
- ホームページから無料相談を申し込む
- 製品の価格やサイズなどを確認し、見積もりフォームを送信する
- 見積もりに納得したら、デザイン原稿の入稿について製作業者と打ち合わせを行う
- デザイン原稿のデータを用意し、メールで送信する
- 最終確認後、製作→納品
Q.製作業者選びで気をつけておきたいポイントは?
A.スタッフが丁寧に対応してくれるか、見積書の内容が具体的に記載されているかをチェックしてください。スタッフの対応が悪かったり、質問をしてもはぐらかしたりする場合は、悪徳業者の可能性があるので依頼しないほうがいいでしょう。また、見積書の内容が大ざっぱになっている製作業者も要注意です。
まとめ
いかがでしたか? 衛生上の観点から、最近は使い捨ておしぼりの需要が高まっています。使い捨ておしぼりはほとんどが紙製で、衛生面に優れているのはもちろん、管理も楽な点がメリットです。既製柄でも製作できますが、他店と差別化を図りたいと思っている方はオリジナル製作をおすすめします。パッケージにこだわることで、宣伝効果が期待でき、集客率アップにつながるでしょう。オリジナル製作を受け付けているマスプロックでは、デザイン相談も可能ですのでぜひお問い合わせください。