必見! 5分でわかる業務用カフェ用品・消耗品のそろえ方!
カフェで使われる業務用の消耗品というと、どんなイメージがあるでしょうか。オシャレなデザインが施されていたり、お店のロゴなどが描かれていたりすることが多いですよね。事実、ほとんどのカフェがオリジナル用品をそろえています。なぜかというと、オリジナル用品にはさまざまなメリットがあるからです。そこで、今回はオリジナルカフェ消耗品にまつわる基礎知識をご紹介します。
- 業務用カフェ用品・消耗品とは?
- カフェ用品・消耗品のオリジナル制作について
- オリジナルカフェ用品・消耗品を作成する際の流れ
- カフェ用品・消耗品の製作業者を選ぶポイント
- 業務用カフェ用品・消耗品にまつわるQ&A
この記事を読むことで、オリジナルの業務用カフェ用品・消耗品を制作するための方法を学ぶことができます。知っておいて損はない情報ばかりなので、ぜひとも最後までお付き合いくださいね。
1.業務用カフェ用品・消耗品とは?
1-1.どんなものがあるか
カフェの消耗品として代表的なものは以下のようなものが挙げられます。カフェのスタイルによっては使わないものもあるのでご了承ください。
- プラスチックマドラー
- ストロー
- 食品包材
- コップ(プラスチック製や紙製など)
- ナプキン
- 紙エプロン
- おてふき
- コースター
- ランチョンマット
1-2.最近の傾向
以前は、消耗品にはあまり力を入れないお店がほとんどでした。しかし、最近は若い女性客などを取り込むために、オシャレさを重視するようになってきています。また、ほかのお店との差別化も兼ねて、消耗品などにもオリジナルデザインのものを作成することが多いようです。お店のロゴなどを入れたり、オシャレな模様を入れるなどの工夫がされています。
2.カフェ用品・消耗品のオリジナル制作について
2-1.オリジナル品の魅力・メリット
2-1-1.宣伝効果
真っ先に挙げられるメリットは、やはり宣伝効果でしょう。店名やオリジナルロゴをプリントすることで、お店の印象を強くすることが可能です。
2-1-2.雰囲気の向上
せっかく、オシャレな内装や料理などを提供していても、市販の消耗品だと安っぽい雰囲気に見られがちです。工夫してかわいくしたりオシャレにしたりすることで、お店の演出効果を向上させることができます。また、デザインに統一感が出るので、お店のコンセプトなどを邪魔しません。
2-1-3.ほかのカフェとの差別化
市販のカフェ用品は、どのようなカフェにでも対応できるように、あえて平凡なデザインになっています。これだと、ただ使うだけでは味気ないですよね。オリジナル品にすることで、ほかのカフェとの差別化ができ、お客様により強い印象と満足を与えられることでしょう。
2-2.製作できるもの、できないもの
基本的に、オリジナル製品というものは大量に作ることが前提となっています。ですから、1枚だけとか1個だけというような依頼方法はできません。最低でも100~1,000単位での生産となるでしょう。
3.オリジナルカフェ用品・消耗品を作成する際の流れ
3-1.作成までの流れ
オリジナルのカフェ消耗品を作るまでの流れは、基本的に以下のようになっています。
- 制作会社に相談・見積もり
- 原稿データの用意
- 原稿を元にして作成
- 納品
原稿というのはデザインなどを書いたデータのことをいいます。業者にもよりますが、イラストレーター形式での提出が一般的です。そのほか、フォトショップやインデザインなどのソフトを利用できることもあります。
3-2.デザインについて
デザインについては、イラストレーターなどで作成して提出することになります。しかし、あまりパソコンに詳しくない方などにとっては、難しい場合もあるでしょう。そのような場合には業者に相談してみてください。ラフ画などを元にして業者側で作成してくれるサービスを提供していることがあるからです。難しく考えず、まずは業者に相談してみましょう。
3-3.印刷について
印刷できるものとできないものは、業者によって違います。たとえば、布製品のプリントを得意にしている業者もあれば、紙製品への印刷を得意にしている業者もあるからです。作成したい消耗品の素材などによっては印刷できないこともあります。また、あまりにデザインが複雑な場合も、印刷できないことがあるので注意が必要です。
3-4.サイズや形状について
サイズや形状についても、ある程度の枠が決められています。一般的なサイズや形状から外れたものは作成ができないこともあるでしょう。たとえば、コースターであれば70~90ミリで四角か丸のものが一般的です。これから外れると依頼を断られてしまうことがあります。また、依頼を受けてもらえたとしても、料金が割高になってしまうでしょう。
3-5.料金について
料金については、作成する品物の種類や作成個数によって変わってきます。基本的に作りが単純なものほど安くなるでしょう。また、量も多ければ多いほど安くなります。たとえば、白色の六つ折りペーパーナプキンであれば、1枚あたり1~1.5円程度です。しかし、量が多くなると0.8円ぐらいまで下がるでしょう。
3-6.注意点
制作業者を選ぶ際には、不良業者に引っかからないように注意しましょう。適当に選ぶと、技術が低くて満足な仕上がりにならなかったり、金銭トラブルに発展したりすることがあります。後述する業者選びのポイントを参考に、業者を吟味しましょう。
4.カフェ用品・消耗品の製作業者を選ぶポイント
4-1.分かりやすい料金体系
1つあたり何円なのかや、ほかの素材などだといくら値段が変わるかなど、料金体系を明確かつ分かりやすく提示している業者を選ぶことが重要です。明確に出している業者であれば、数字の計算が明確ですから、金銭トラブルを避けることができます。
4-2.小ロットでも請け負ってくれる
基本的に、消耗品は大量発注が条件となっています。なぜなら、消耗品は安価なため、少量生産だと人件費などを回収できず赤字になってしまうからです。たとえば、ナプキンなどは最低でも数万枚というケースも多いでしょう。小ロットで依頼を受けてくれる業者は貴重です。
4-3.納期が早いかどうか
大量に依頼すれば納期は長くなるでしょう。とはいえ、何週間も待たされていては困ってしまいますよね。依頼する品の種類や量にもよりますが、一般的な作成期間は受注から2週間~3週間程度です。この期間を目安にして、業者を探してみてください。
4-4.素材について
使われている素材がしっかりとした品質のものかも、選ぶ際には重要です。海外製の粗悪な素材などを使用していることも珍しくないので、見積もりの際などに尋ねておきましょう。
4-5.見積もりと相談をしっかり行う
見積もりや相談というのは、より良い製品を作ってもらう上で非常に重要です。業者を選ぶ際には、見積もりや相談にしっかりとした対応をしてくれる業者を選びましょう。
5.業務用カフェ用品・消耗品にまつわるQ&A
5-1.すべてオリジナル制作したほうが良いのでしょうか?
もちろん、最大効果を期待するのであれば、すべての用品・消耗品をオリジナル製品でそろえたほうが良いでしょう。とはいえ、1種類だけでも効果はあります。しかし、何でもいいわけではなく、なるべくお客様の目に触れやすいものを選ぶのが良いでしょう。印象に残るからです。
5-2.人気のオリジナルカフェ用品・消耗品は何ですか?
一番人気は、やはりナプキンです。ナプキンはほぼすべてのお客様が使用しますので、お店のロゴなどを入れると高い宣伝効果があります。また、コースターも人気です。カフェでは必ず必要なものですし、何よりもお土産としての役割も果たせる点が人気の理由でしょう。使った後に持ち帰ってもらい、自宅で使ってもらえれば非常に大きな宣伝になります。
5-3.ロットとは何ですか?
最小の生産単位のことをロットといいます。たとえば、1ロット1,000個の場合、注文する際には最低でも1,000個の注文が必要です。
5-4.どのようなデザインものを作成すればいいのでしょうか?
目的とするものによって、作成すべきものは変わってくるでしょう。たとえば、宣伝を目的とする場合には、店名やロゴの入ったデザインを作成するのが最適です。そうではなくて、カフェの雰囲気に統一感を出したい場合や、オシャレ効果を期待している場合には、店名やロゴを入れるよりもコンセプトに合わせたデザインにしたほうがいいでしょう。もちろん、ある程度は両立させることもできますので、詳しくは業者と相談してくださいね。
5-5.再依頼する場合にも、原稿データを用意しなければいけないのですか?
業者にもよりますが、同じデザインのものを依頼するのであれば、原稿データを新しく提出する必要はありません。ちなみに、弊社ではデータを保存していますので、同じ依頼の場合には原稿データを提出していただかなくても作成可能です。
まとめ
いかがでしたか? 今回はカフェの業務用品・消耗品の制作方法についてご紹介しました。宣伝効果や雰囲気の向上を期待して、最近のカフェでは多くがオリジナル製品を作成しています。事前にデザインデータを用意して、業者に依頼してみてください。ただし、適当に業者を選ぶと十分な仕上がりにならなかったりトラブルに巻き込まれたりすることもあります。業者選びのポイントをしっかりと押さえておきましょう。ぜひ、今回の記事を参考にしてみてください。