販促効果の高いコースターを製作するポイントは? デザインや活用事例を紹介

コースターは、ただ水滴を吸収しテーブルを傷から守るだけでなく、飲食店やイベントなどで販促効果が期待できるアイテムです。

販促効果を高めるためにコースターを活用する場合はどのようなデザインがいいのか、コースターの製作で頭を抱えている方は多いでしょう。しっかりとポイントを押さえておけば、販促効果の高いコースターを適材適所で生かすことができます。

そこで、本記事では、コースターが飲食店やイベントで果たす多面的な役割や、製作方法について詳しく説明しましょう。

  1. コースターの基本的な役割と顧客体験への影響
  2. ブランディングとプロモーションにおけるコースターの活用
  3. 効果的なコースターデザインのポイント
  4. マスプロックのコースター印刷サービス
  5. 販促とコースターに関してよくある質問

この記事を読むことで、効果的なコースターデザインのポイントや、プロモーションにおけるコースターの活用事例も分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.コースターの基本的な役割と顧客体験への影響

最初に、コースターの基本的な役割と顧客体験への影響をチェックしましょう。

コースターの機能的な役割

飲食店で冷たい飲み物を頼むと、ほとんど一緒に提供されるのがコースターです。コースターの機能的な役割としては、テーブルを結露や傷から防ぐ役割を担っています。結露によってグラスに付着した水滴が吸収されずにいると、テーブルが水浸しになるでしょう。その結果、シミができたり、木製のテーブルは腐食の原因になったりする可能性があります。また、水滴によってグラスが滑りやすくなり、お客様がグラスを落としてしまうリスクもあるのです。グラスを滑りにくくするのも、コースターの機能的な役割の1つといえます。

雰囲気づくりや演出にも役立つ

コースターは、テーブルや飲食店自体の雰囲気づくりにも役立ちます。たとえば、結婚式や周年記念が代表的な例です。結婚式ではテーブルを華やかな雰囲気にするために、凝ったデザインのコースターを使用する傾向があります。紙コースターの裏側に参列者へのメッセージを添えると、その日ならではの特別感が演出できるでしょう。コースターはアイデアしだいで、どのような演出にもなり得る優秀なアイテムです。

お客様に対する配慮では不可欠

オリジナルデザインのコースターを提供する飲食店と、冷たい飲み物を頼んだのにコースターが付いてこない飲食店では、お客様の印象も大きく変わります。コースターを用意してくれる飲食店のほうが、ホスピタリティーに優れた印象を与えるでしょう。既製品や無地のコースターでも構いませんが、オリジナルデザインのほうがお客様により良い印象を与えることができます。

2.ブランディングとプロモーションにおけるコースターの活用

ここでは、ブランディングとプロモーションにおけるコースターの活用について詳しく説明します。

オリジナルデザインのコースターは注目されやすい

オリジナルデザインのコースターは、さまざまな場面で活用できるアイテムです。たとえば、地域活性化のためのイベントで、訪れた人たちにオリジナルコースターを無料配布すると、そのコースターを見るたびに思い出してくれるでしょう。新しい商品やプロモーションのPRにつながるので、使用する場面や目的に合わせたデザインで製作するのがポイントでもあります。オリジナルデザインのコースターは、一般的なコースターよりも注目されやすいアイテムです。

SNSを介して口コミが広がることも

イベントや大会などのオリジナルデザインでコースターを製作すれば、SNSを介してアピールできます。特に、近年はX(旧Twitter)やInstagramなどのSNSを利用している人が多いので、オリジナルコースターをSNSにアップすれば、ブランディングやプロモーション効果が高まるでしょう。オシャレなデザインであればあるほど、口コミや評判で広まる可能性があります。

限定デザインのコースターならではの希少価値

デザインの自由度が高いオリジナル製品は、限定デザインならではの希少価値でアピールすることも可能です。たとえば、イベント期間限定のオリジナルコースターを1,000円以上購入した方に無料配布することをお知らせすれば、消費者の購買意欲が刺激されるでしょう。アピールしたい商品があれば、その商品を購入した方限定でオリジナルコースターを配布するのも選択肢の1つです。その日だけの限定デザインであることを強調すれば、販促効果がより高まります。

ブランディングやプロモーションでの活用事例

では、実際にどのようなブランディングやプロモーションでオリジナルコースターが活用されたのか、成功事例をいくつか紹介します。

他店との差別化を図るオリジナルデザイン

飲食店の多くがコースターを使用していますが、他店との差別化を図るためにオリジナルデザインで製作する店舗が増えてきています。他店と同じコースターを使用するよりも、オリジナルデザインのコースターを使用したほうが印象に残るからです。SNSで新メニューなどの情報を発信している場合は、オリジナルコースターも載せるとより効果が発揮します。

コラボカフェの特製コースター

コラボカフェでしかもらえない特製コースターも、プロモーションの活用事例です。1,000円以上のメニューを注文した方限定で、コラボカフェ限定のコースターがもらえるケースがよくあります。コラボカフェに訪れた人だけがもらえるという特別感が演出できるほか、限定デザインという希少価値も生まれるでしょう。

3.効果的なコースターデザインのポイント

ここでは、効果的なコースターデザインのポイントを解説します。

使用目的や顧客のニーズに適しているか

オリジナルコースターのデザインを考える際は、使用目的を明確にすることが大切なポイントです。何のためにオリジナルコースターを製作するのか、どこでどのように使用するのかをしっかりと考えましょう。たとえば、飲食店で使用する場合は、店名やロゴをデザインに反映させるだけでもオリジナル性が出ます。また、顧客のニーズに合っているデザインかどうかも、注目しておきたいポイントです。

ターゲット層を考慮する

イベントやプロモーションとしてオリジナルコースターを使用する場合は、ターゲット層を考慮したデザインにすることが大切です。ターゲット層が子どもの場合は、分かりやすいかわいいデザインにすると注目されます。逆に、大人をターゲットにする際は、スタイリッシュでカッコいいデザインにするといいでしょう。ターゲット層に合わせたデザインにすることが、プロモーションを成功させるポイントでもあります。

デザイン事例を参考にする

実際に、どのようなデザインのコースターが製作されているのか、事例をいくつかチェックすることも重要です。いろいろなデザインを知ることで、より具体的にイメージしやすくなります。製作業者のホームページ等に、デザインの事例が掲載されているのでぜひチェックしてみてください。また、製作業者の中にはデザイン相談を受け付けているところがあります。製作実績のある業者であるほど、要望や目的に合ったデザインのコースターが製作できるでしょう。

4.マスプロックのコースター印刷サービス

ここでは、マスプロックのコースター印刷サービスを紹介します。

吸水性抜群の品質重視

マスプロックで製作するコースターは、吸水性抜群です。静岡県富士市という紙の街で、創業以来50年の実績があります。製版会社から始まったマスプロックは職人気質の会社ということもあり、デザインだけでなく品質にもこだわりを持っているのが特徴です。ハイクオリティな製品づくりのため、新しい技術の導入も積極的に行っています。製作業者の中には、ペラペラの素材で紙コースターを製作するところもあるでしょう。一方、マスプロックで使用する素材は厚紙なので、しっかりとしたコースターに仕上がります。

地の利を生かしたスピード納品と低コスト

原料調達から製品化・印刷まですべてを地元で対応しているのも、マスプロックの大きな特徴です。一貫して地元での作業にこだわっているため、地の利を生かしてスピード納品が実現できます。また、地元対応だからこそ、輸送コスト・在庫負担を抑えることができているので、低コストでのコースター製作が可能です。なお、マスプロックの吸水性抜群コースターは、1枚あたり3,7円から製作できます。

選べる3種類のコースター

マスプロックでは、通常コースター・小ロットコースター・変形コースターの3つから選ぶことができます。それぞれの特徴は以下のとおりです。

通常コースター

  • 形状:丸型・角丸型
  • サイズ:70mm・75mm・80mm・85mm・88mm・90mm
  • 材質:コースター厚紙
  • 厚さ:0.5~2.0mm
  • カラー:1色・2色・3色・4色
  • 印刷:オフセット印刷(型押し・箔押し・浮き出しも可能)

小ロットコースター

  • 形状:丸・角丸型、四角型(角直角)
  • サイズ:70mm・75mm・80mm・85mm
  • 材質:コースター厚紙
  • 厚さ:0,5mm・1mm
  • カラー:フルカラー(4色)

変形コースター

  • 形状・サイズ:菊型・りんご型・お盆型・太鼓型・扇型など

結婚式などの短期イベントやキャンペーンで使用する場合は、通常コースターよりも小ロットコースターがおすすめです。小ロットコースターはオンデマンド印刷となるため、版代がかかりません。通常サイズでは物足りない、変わったコースターを製作したい方は、変形コースターがおすすめです。さまざまなサイズや形状のコースターを用意しているので、目的に合わせて選択できます。

5.販促とコースターに関してよくある質問

販促とコースターに関する質問を5つピックアップしました。

Q.コースターの素材は?
A.紙・レザー・ラバー・コルク・木製など、さまざまな種類があります。どの素材にもメリット・デメリットはありますが、比較的低価格で製作できるのが紙コースターです。紙コースターはイベントやプロモーションとしても活用されることが多い素材で、飲食店でも使用されています。

Q.オリジナルコースターの製作でよくある失敗は?
A.「イメージとは違う」「色が薄くなった」など、イメージと仕上がりに差が出てしまったという失敗がよく起きています。失敗のリスクを少しでも減らすには、製作業者との入念な打ち合わせが大切なポイントです。できれば、実物のサンプルを見せてもらうと、イメージとの差を埋めることができるでしょう。

Q.コースター製作費用の事例は?
A.マスプロックにおける通常コースターで1,000枚を発注する場合、一部の価格表を下記にまとめましたのでぜひ参考にしてください。

  • 厚さ0.5mm:1色 12,800円/2色 16,000円/3色 15,800円/4色 28,000円
  • 厚さ1.0mm:1色 13,500円/2色 16,000円/3色 24,000円/4色 30,000円

Q.製作費用を抑えるコツは?
A.できるだけ費用を抑えたい方は、シンプルなデザインにするといいでしょう。デザインが複雑になればなるほど印刷も大変な作業になるため、製作費用が高額になる恐れがあります。また、色数や厚みを少なくするのも、製作費用を抑えるコツです。あらかじめ予算が決まっている場合は、その旨を製作業者へ伝えてください。予算内でどのようなデザインが実現できるのか、相談しながら製作を進めることができるでしょう。

Q.製作業者選びのポイントは?
A.どの製作業者に依頼すべきか、分からずに悩んでいる方は下記のポイントに注目してください。

  • コースターの製作実績があるか
  • 製作事例がホームページ等に掲載されているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 料金体系が明確になっているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 口コミや評判がいいか
  • デザイン相談を受け付けているか

まとめ

販促効果の高いオリジナルコースターは、使用目的や使用用途を明確にした上でデザインを考えることが大切です。飲食店での使用はもちろんのこと、コースターはイベントやプロモーションとしても活用できます。オリジナルコースターの製作を検討している方は、ぜひマスプロックにご相談ください。マスプロックでは、通常コースター・小ロットコースター・変形コースターから自由にお選びいただけます。