レストランで使う紙エプロンを製作する方法〜導入するメリットも〜

近年、新型コロナウイルス感染症の対策として、使い捨てタイプの紙エプロンを導入するレストランが増えてきました。「自分たちも紙エプロンを導入しようかな」と検討中の方にとって、どのようにオーダーすればいいのか、どのような点に注意して製作すればいいのか悩みがちです。製作ポイントをしっかりと把握しておけば、予算内で想像どおりの紙エプロンが製作できるでしょう。

本記事では、レストランで紙エプロンを導入する方法やポイントなどを解説します。

  1. レストランに紙エプロンが必要な理由
  2. レストランに紙エプロンを取り入れるメリット
  3. レストランの紙エプロンにはどんな種類があるのか?
  4. レストランの紙エプロンをオーダーする方法
  5. 紙エプロンに関してよくある質問

この記事を読むことで、レストランに紙エプロンを取り入れるメリットや主な種類なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.レストランに紙エプロンが必要な理由

最初に、レストランに紙エプロンが必要な理由をチェックしておきましょう。

1-1.衣類を汚さないため

レストランにおける紙エプロンは、主に衣類を汚さないという重要な理由があります。食事中にご飯をこぼしたり、汁物が飛んだりする場合、エプロンをしていなければ衣類が汚れてしまうでしょう。デートや誕生日など記念日に衣類が汚れてしまうと、食事が台無しになってしまいます。料理の中には、ソースや醬油など衣類に付着するとなかなか除去できない種類もあるので、紙エプロンはそれらから衣類を守るために必要不可欠なアイテムです。

1-2.安心して食事をするため

安心して食事ができるようにするためにも、レストランに紙エプロンが必要な理由の1つです。食事をしていると「こぼしたらどうしよう」「衣類につかないように食べないと」など、不安を覚えることもあるでしょう。不安な気持ちのまま食事をすると楽しくありませんが、紙エプロンをすればそのような不安も消え去ります。衣類が汚れる心配もないので、食事に集中できますし、その時間も楽しくなるでしょう。

2.レストランに紙エプロンを取り入れるメリット

ここでは、レストランに紙エプロンを取り入れるメリットについて詳しく説明します。

2-1.レストランの印象がよくなる

紙エプロンを取り入れることで、格段にレストランの印象がよくなります。たとえば、ラーメンなどの汁物は衣類に汁が飛びやすいため、紙エプロンを用意しているところが増えていますが、中には紙エプロンがないところもあるでしょう。特に、女性は男性よりも身だしなみを気にする傾向があるため、紙エプロンがないと気持ちが下がってしまいます。「このレストランは紙エプロンがない」と印象が悪くなる可能性もあるのです。逆に、紙エプロンがきちんと用意されているレストランなら、「しっかりと配慮されている」という好印象を受けます。

2-2.集客率がアップする

レストランのイメージアップが期待できるほか、集客率がアップできるのも紙エプロンを取り入れるメリットです。レストランの印象がよくなると、それだけでリピート客が増えたり、リピート客の連れ添いで新規客をゲットできたり、いろいろなメリットが生まれます。「あのレストランは紙エプロンがあるから」といった理由で、食事するレストランを選ぶ方も多いのです。紙エプロンが用意されていないレストランよりも、紙エプロンがあるレストランのほうが集客率はアップします。

2-3.常に清潔な状態を提供できる

レストランで使うエプロンには紙製以外にも、布製・不織布製などさまざまな種類があります。高級レストランでは布製エプロンを使用しているところがほとんどですが、布製は一度使用したら洗濯してキレイにしなければなりません。使うたびに洗濯の手間と時間がかかりますし、衛生面における管理も大変な点がデメリットとなります。けれども、紙製は使い捨てタイプですので常に清潔な状態が維持できるでしょう。洗濯の手間いらずで、毎回新しい清潔なエプロンが提供できるのは紙エプロンならではのメリットです。

2-4.お手頃価格で製作できる

紙エプロンはお手頃価格で製作できるというメリットもあります。レストランにエプロンを取り入れる際、製作費用がいくらかかるのか気になっている方は多いでしょう。素材・デザインなどによって製作費用は異なりますが、中でも紙エプロンは製作費用を抑えられることで好評です。シンプルなデザインでもレストランの名前やロゴを入れるだけで、オリジナル性を高めることができます。できるだけ製作費用を抑えたい方にも、紙エプロンはおすすめです。

3.レストランの紙エプロンにはどんな種類があるのか?

ここでは、レストランの紙エプロンでよくある種類を紹介します。

3-1.紐タイプ

紙エプロンといってもさまざまな種類がありますが、中でも広く流通しているのが紐タイプです。紐タイプの紙エプロンは、首にかかる部分が紐になっています。自分で紙エプロンを首にかけて、首の後ろで紐を結ぶことになるでしょう。そのため、自分で紙エプロンの位置を調整できる点が大きな特徴です。けれども、紐部分も紙でできているので、強度が弱いものは簡単に引き千切れてしまうこともあります。

3-2.首かけタイプ

紐タイプと同じで、首にかけるタイプの紙エプロンです。紐タイプとの違いは、首にかける部分が最初からつながっている点でしょう。そのため、自分で結んで首にかける紐タイプよりも、簡単につけることができます。頭を入れるようにしてかぶるだけでOKですので、子どもや高齢者にとっては楽でしょう。けれども、自分で長さが調整できない点がデメリットです。

3-3.両面テープタイプ

両面テープタイプは、首にかける部分が両面テープになっている紙エプロンです。両面テープを張り合わせるだけで簡単につけられるため、自分で紐を結ぶのが苦手な方にとっては気楽でしょう。張り合わせる場所を調節すれば、位置も自由に調節できます。しかし、紐タイプは紐の部分も紙でできていますが、両面テープはテープもついているので強度が高めです。首元が簡単に破れてしまう心配はありません。

3-4.膝かけタイプ

比較的、ほかの種類よりも自由な使い方ができる種類です。膝かけタイプの紙エプロンは、サイズは大きめですので膝に置いたり、首元にかけたりできます。そのときのシーンや状況に合わせていろいろな使い方ができるのは、膝かけタイプの大きな特徴です。ただし、留める部分がないのですぐ首元から落ちたり、外れたりしやすいというデメリットがあります。じっとしていられない子どもにとっては、使いづらい傾向があるでしょう。

4.レストランの紙エプロンをオーダーする方法

ここでは、レストランの紙エプロンをオーダーする方法について詳しく説明します。

4-1.オリジナル製作の業者に依頼する

基本的に、紙エプロンを製作する際はオリジナル製作を行っている業者へ依頼することになります。製作業者の中には、紙製のオリジナル商品を製作しているところがあるため、できるだけ実績のある製作業者に依頼しましょう。紙エプロンの製作実績がある業者ほど、要望に合わせて適切なデザインやプランを提案してくれます。予算が決まっている場合は、その旨を打ち合わせて伝えることが大切です。予算内でどのような紙エプロンが製作できるのか、いろいろなアドバイスを得ることができるでしょう。

4-2.製作業者選びのポイント

イメージどおりの紙エプロンを製作するためには、製作業者選びが大切なポイントとなります。製作業者ごとに得意分野があるため、紙製のオリジナル製作を請け負っている業者に依頼するといいでしょう。そのほか、製作業者選びで注目しておきたいポイントは以下を参考にしてください。

  • 製作事例がホームページ等に掲載されているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 無料見積もりや無料相談を受け付けているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • どのような質問でも分かりやすく説明してくれるか
  • デザインの相談ができるか
  • 口コミや評判がいいか

4-3.要望をしっかりと伝える

製作業者に依頼する際は、要望をしっかりと伝えて打ち合わせを重ねることが大切です。製作業者と「伝えていたデザインと仕上がりが違う」というトラブルがよく起きています。このようなトラブルが起きるのは、きちんと打ち合わせをしていなかったり、デザインを確認していなかったり、すべて製作業者に任せきりにしたりすることが原因です。製作業者とのトラブルを未然に防ぐためには、しっかりと担当者に要望を伝えておかなければなりません。そして、納得するまで打ち合わせを重ね、疑問点や不明点は解消しておくことも大切なポイントとなります。

4-4.オリジナルの紙製品ならマスプロックへ

どの製作業者に依頼すべきか迷っている方は、オリジナルの紙製品を製作しているマスプロックにご依頼ください。静岡県富士市という紙の街で創業以来50年のマスプロックでは、顧客層数が1,000社以上という実績と信頼を得ています。原料調達から製作・印刷まですべて地元で対応しているため、スピード納品が可能です。職人のこだわりと最先端技術を融合して製作しているほか、目的・店舗のイメージに合わせた製品作りをアドバイスしています。無料相談も受け付けていますので、ぜひ一度ご相談ください。

5.紙エプロンに関してよくある質問

紙エプロンに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.紙エプロンを取り入れたほうがいいレストランは?

A.汚れやすい料理を提供しているレストランは、紙エプロンを取り入れたほうがいいでしょう。たとえば、スープ系が多いレストランなどです。また、女性や若者の客層が多いレストランも紙エプロンの導入をおすすめします。特に、女性は衣類が汚れないか気にする傾向があるため、紙エプロンを用意しておいたほうが集客率がアップしますし、女性が入りやすいレストランになるでしょう。

Q.紙エプロンを取り入れるメリットとデメリットはどちらが大きいのか?

A.紙エプロンを取り入れない場合のデメリットが大きいといえるでしょう。特に、最近は新型コロナウイルス感染症対策として、使い捨てタイプの紙エプロンに変えたり、取り入れたりするレストランが増えてきました。逆に、紙エプロンを取り入れていないレストランが珍しくなってきているため、紙エプロンのないレストランは悪い印象を与える可能性があります。

Q.注意したほうがいい製作業者の特徴は?

A.スタッフの対応が悪かったり、質問をしてもはぐらかしたりする製作業者は悪徳業者の可能性が高いので注意が必要です。中でも、見積書の内容が細かく記載されていない製作業者は、納品後に高額な追加費用を請求してくる恐れがあります。どのようなところにいくらかかるのか、総額でいくらぐらいになるのか、細部まで確認することが大切です。

Q.オリジナリティーを出すポイントは?

A.紙エプロンにオリジナルを出したい方は、無地ではなく、レストランの名前やロゴをワンポイントとしてデザインに反映させるといいでしょう。子ども向けの紙エプロンを製作する際は、自分で作ったオリジナルキャラクターをデザインするなど、レストランの客層に合わせたデザインにするのがポイントです。製作業者の中には、デザイン相談を受け付けているところもあるのでぜひチェックしてみてください。

Q.製作費用を抑えるコツは?

A.無地の紙エプロンを製作するなど、デザインをなるべくシンプルにすることです。予算が決まっている場合は、製作業者に相談してみてください。製作実績のある業者に依頼すれば、予算内で理想の紙エプロンを製作してくれるでしょう。逆に、製作実績のない業者は提案できるプランが少ないため、予算オーバーしてしまう恐れがあります。製作費用を抑えるためには、業者選びも大切なポイントです。

まとめ

最近は、新型コロナウイルス感染症対策として、紙エプロンを取り入れるレストランが増えてきました。紙エプロンは衣類を汚れないようにするためだけでなく、安心して食事が楽しめるようにするための目的もあります。紙エプロンを取り入れることで、集客率アップにもつながるでしょう。紙製品のオリジナル製作を行っているマスプロックでは、無料相談も受け付けていますのでぜひ一度お問い合わせください。