ロゴ入りコースターのメリットは? コースター製作のポイントや注意点も
ロゴ入りのコースターにはどのようなメリットがあるのかなど、コースターのオリジナル製作で悩んでいる方は多いでしょう。コースターの種類は素材・デザイン・形などたくさんありますが、ロゴ入りは他店よりも差別化できる特別な仕様になります。
実際にどのようなメリットがあるのか、本記事では、ロゴ入りコースターのメリットなどを解説しましょう。
この記事を読むことで、コースター製作を依頼する方法やポイントなども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。
1.ロゴ入りコースターのメリットは?
まずは、ロゴ入りのコースターにどのようなメリットがあるのかチェックしておきましょう。
1-1.他店との差別化ができる
ロゴ入りコースターは、他店との差別化ができる大きなメリットがあります。そもそも、コースターは結露によってテーブルが濡れるのを防いだり、テーブルが傷つかないようにしたりするものです。ドリンクを提供する店舗のほとんどはコースターを使っているでしょう。無地のコースターを提供しているお店もありますが、そこにお店のロゴが入っていると個性的なデザインになります。ほかのお店ではみられないようなデザインのコースターは、お客に強いインパクトを与えることができるのです。何らかの部分で他店かとの差別化を図りたいと思っている方は、ロゴ入りのコースターをおすすめします。
1-2.宣伝効果・集客効果につながる
宣伝効果や集客効果につながるのも、ロゴ入りコースターの大きなメリットです。コースターはお店の雰囲気作りに一役買ってくれるアイテムとなります。中には、ロゴだけでなく、オリジナルデザインのコースターを製作しているお店もあるでしょう。おしゃれなデザインかつお店のロゴが入っているコースターは、大きな宣伝効果を生み出します。特に、最近はTwitterやInstagramなどのSNSから口コミが広がり、注目されるケースが多いのです。ロゴ入りのコースターに惹(ひ)かれたお客が写真をアップし、そこから集客につながる可能性もあります。
1-3.販促ツールとしても活用できる
ロゴ入りコースターはお店で使用するだけでなく、販促ツールとしても大活躍するアイテムです。販促ツールとは、ターゲットとなる消費者の購買意欲を高めて売り上げを伸ばすために利用するツールを指しています。代表的なものとしては、のぼり・ポップ・チラシなどがありますが、ノベルティーの配布も販促ツールの一種です。そのノベルティーとして会社やお店のロゴが入ったコースターを配布すれば、消費者に注目してもらえるでしょう。コースターがおしゃれなデザインほど、「どんなお店なのかな?」「どんな商品を売っているんだろう?」と好奇心がかき立てられるものです。
1-4.ギフトとしても最適
ロゴ入りコースターはギフトとしても最適というメリットがあります。ギフトを贈る相手や目的に合わせてロゴを入れることで、この世に1つだけのオリジナルコースターが製作できるでしょう。この世にひとつだけのオリジナルコースターという響きだけでもとてもロマンチックですし、相手も喜びます。このように、ロゴ入りコースターは飲食店だけでなく、さまざまなシーンで活用できるアイテムというわけです。さらに、素材によってはお得な値段で製作できるでしょう。
2.コースターの素材ごとのメリット・デメリット
ここでは、コースターの素材ごとのメリットとデメリットを解説します。
2-1.吸水性に優れている「コルク」
飲食店のコースターや100均ショップなどでよく見かけるのが、コルク製のコースターです。コルク製はコースターとして基本的な素材であり、軽くて扱いやすいメリットがあります。さらに、吸水性に優れているため、結露によってテーブルが濡れる心配もありません。コルク製のコースターが濡れてしまったとしても、定期的に風通しがいい場所で陰干しをすれば継続的に使うことができるでしょう。安く手に入るのも魅力的な要素ではありますが、薄いものはちぎれやすかったり、欠けやすかったりするデメリットがあります。
2-2.高級感が漂う「レース編み」
女性を中心に人気となっているのが、レース編みのコースターです。レース編みのコースターは高級感が大きなメリットといえるでしょう。清涼感もあるので夏場のコースターとして活用している人もいます。高級感・清涼感だけでなく、デザインが豊富なところも大きなメリットです。編み方やカラーによって雰囲気がガラリと変わり、自分好みのレース編みコースターを作る方もいます。ただし、吸湿性と保温性はそれほど高くありません。どちらか問うと、飾りやテーブルが傷つくのを防ぐために使うことが多いでしょう。
2-3.吸湿性に優れている「布製・フェルト製」
布製とフェルト製のコースターは吸湿性に優れているメリットがあります。布製は吸湿性のほかに柄やデザインが豊富・何度も洗って使うことができる点がメリットといえるでしょう。吸水性はほかの素材よりも劣る傾向はありますが、厚めの布を使えばしっかりとコースターとしての役割を果たすことができます。ただし、色によっては濡れるとシミが目立ってしまうのがデメリットです。一方でフェルト製は保温性にも優れていますが、洗うと縮んでしまいます。
2-4.デザイン性抜群の「木製」
ほかの素材よりも特徴的なデザインとなるのが木製のコースターです。木製のコースターは保温性に優れており、デザイン性も抜群なメリットがあります。普通のコースターとは違うタイプを使いたいと思っている方にはぴったりの素材といえるでしょう。特に、デザイン性を重視したい方におすすめです。ただし、吸水性には劣っており、木製が水分を含んでしまうとカビが生えやすいデメリットがあります。カビが生えてしまうと使えなくなってしまうので要注意です。
2-5.天然素材で作られた「珪藻土(けいそうど)」
珪藻土のコースターは天然素材で作られているのが大きなメリットです。主に、海や湖などに生息する藻といった植物性プランクトン類の化石でできた泥土を使っており、住宅の壁材にも使われている素材となります。最近では、浴室マットにもしようされているように、吸水性が高いのはメリットの1つです。さらに、水で濡れたらすぐに吸収しては速く乾燥します。まさに、コースターにとっては優秀な素材といえるでしょう。ただし、土がついたり、デザイン性が劣ったりするデメリットがあります。
2-6.比較的安価で製作できる「紙製」
紙製のコースターはほかの素材よりも比較的安価で製作できるメリットがあります。紙製ならではの吸水性を持っており、デザインが豊富なところもメリットの1つです。けれども、基本的に使い捨てとなるため、再度使うことはできません。最近は、新型コロナウイルス感染症対策として、使い捨てタイプのものを使う店舗も増えてきているため、今の時期に最適な素材といえるのではないでしょうか。
3.コースター製作を業者に依頼するには?
ここでは、コースターの製作を業者に依頼する方法やポイントなどを解説します。
3-1.オリジナル製作を行っている業者に依頼する
一般的に、コースターを製作する際は、オリジナル製作を行っている専門業者へ依頼することになります。オリジナルコースターの製作を受け付けている専門業者はたくさん存在しているので、まずはどのようなコースターを作っているのかホームページ等で確認してください。製作業者によってどのような方法で作っているのか・どのくらいのサイズ感なのか異なります。どの製作業者に依頼すればいいのか分からない場合は、以下の業者選びのポイントを参考にするといいでしょう。
- コースターの製作実績があるか
- 低コストで品質の良いコースターが製作できるか
- どのような方法で製作をしているのかホームページに記載されているか
- 製作の疑問や悩み相談に親身になってのってくれるか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- サービスが充実しているか
- 口コミや評判がいいか
紙製のコースターを製作しているマスプロックでは、無料相談や無料見積もりを受け付けています。ロゴ入りのコースター製作でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
3-2.サイズ・形状・材質を確認する
前述したように、製作業者によってコースターのサイズ・形状・材質などが異なります。依頼する前に、これらの項目は必ずチェックしておかなければなりません。たとえば、マスプロックの場合は下記のとおりとなります。
- 形状:丸型・角丸型
- サイズ・70mm / 75mm / 80mm / 85mm /90mm
- 材質:コースター厚紙
- 厚さ:0.5~2,0mm
- カラー:1~4色(無地も可)
- 印刷:オフセット印刷(型押し・はく押し・浮き出しも可)
3-3.見積書の内容をチェックする
製作業者へ依頼する前に、見積書の内容もしっかりと確認しておかなければなりません。コースター製作にかかる費用は、発注枚数・厚さ・カラーなどによって異なります。たとえば、厚さが0,5mmで1,000枚を発注する場合、1色で価格は10,500円、2色で13,000円、3色で15,800円です。あくまで目安となるため、理想のデザインでいくつ発注すればいくらかかるのか見積書の内容をチェックしてください。料金体系がハッキリしていなかったり、見積書の内容が具体的に記載されていなかったりする製作業者は悪徳業者の可能性があるので要注意です。
4.コースターに関してよくある質問
コースターに関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.コースターの素材を選ぶ際のポイントは?
A.どこでどのように使いたいのかが大きなポイントになるでしょう。たとえば、ギフトとして送るのであれば、高級感がある特別な仕様にしたいものです。レース編みや木製など普段のコースターにはない素材を使うと喜ばれます。逆に、飲食店で気軽に使いたいという方は、安価で製作できる紙製がおすすめです。どこでどのように使うのかによって、素材選びも変わるでしょう。
Q.ロゴ入りコースターのデザインを考える際のコツは?
A.何をロゴにしたいのか・コースターで何を伝えたいのかがデザインのコツです。コースターを製作する目的はもちろんのこと、コースターにどのような効果を求めているのか考えてみてください。会社をアピールするための販促ツールであれば会社名を入れるべきですし、飲食店の場合もおしゃれなロゴのほうが人目を引きやすくなります。製作業者の中には、デザイン相談を行っているところもあるのでぜひ相談してみてはいかがでしょうか。
Q.「最低ロット」とは?
A.受注できる最低数を意味しています。たとえば、最低ロット数が5,000枚の場合、5,000枚以下の発注をしても受け付けてもらえません。そのため、なるべく費用を抑えたい方は小ロットから受注している製作業者に依頼したほうがいいでしょう。
Q.依頼する際の注意点は?
A.「イメージと仕上がりが違った」というトラブルがよく起きているので注意しなければなりません。イメージと仕上がりが大きく異なる原因はさまざまですが、製作業者ときちんと打ち合わせをしていなかった点が大きな原因でしょう。どのようなコースターにしたいのか、製作業者にしっかりと伝えておかなければ、イメージとは違うデザインになってしまいます。
Q.製作費用を抑えるコツは?
A.なるべく使用する色数を抑えること・安価で製作できる素材を選ぶことでしょう。4色使うよりも1色にしぼったほうが費用を最小限に抑えられます。「色が少ないとデザインが映えないのでは?」と不安になりがちですが、逆にシックでクールな印象を与えることができるでしょう。単色でも使い方によってはおしゃれな仕上がりになります。
まとめ
ロゴ入りコースターのメリットは、宣伝効果・集客効果につながったり、他店との差別化が図れたりすることでしょう。お店や会社の名前をロゴとしてデザインすれば、たくさんの人にアピールできます。理想どおりの仕上がりになるように、なるべく製作実績のある業者に依頼してください。製作業者によって仕上がりが異なるため、業者選びも大切なポイントとなります。