DMの主な目的は? 効果的な活用法やオリジナル制作のコツを解説!
「DMの送付を検討しているが、どんな目的で送付すると効果が高いのだろう」「DMの活用例や実際に製作するときのポイントを知りたい」とお考えではありませんか?
せっかくDMを送付しても、本来の目的を理解していないと、経費の無駄につながるだけです。まずは、DMの目的を理解して、ターゲットに響くに内容・デザインを考えることが必要でしょう。
そこで今回は、DMの目的について詳しく解説します。
この記事を読むことで、DMの目的が理解でき効果的に活用できます。まずは、記事を読んでみてください。
1.DMの目的は?
最初に、DMの主な目的について見ていきましょう。
1-1.商品の販売促進
DMの主な目的の一つに、商品の販売促進が挙げられます。DMを送付することにより商品を多くの人に知ってもらい、購入を促すことが可能です。DMはテレビや雑誌のCMよりも低コストで狙ったターゲットに送付できるため、優れた販売促進効果が期待できるのが大きなメリットになります。
1-2.各種セールの案内
各種セールの案内を告知するのも、DMの主な目的になります。以前購入してくれた顧客にDMを送付すれば、お得感を強くアピールできて、セールに足を運んでもらえる可能性が高くなるのです。また、シークレットセールなど、ターゲットを絞って案内することが簡単にできるのもメリットと言えます。
1-3.イベントの告知
イベントの告知にも、DMは大きな力を発揮するものです。イベントは、特定の期間だけ行われることから、確実にターゲットに情報を届ける必要があります。その点、DMなら開催日時・場所・内容などを分かりやすく確実に伝えることが可能です。DMを持参した人に来場者特典を渡すなどすれば、集客率アップも期待できます。
1-4.新規顧客の開拓
新規顧客の開拓も、DMの主な目的です。市場リサーチの結果、取り引きできる可能性が高い顧客に対してDMを送付すれば、注目してもらえる可能性が高くなります。ただし、取り引きがない状態から制約にこぎ付けるためには、最初の印象が重要です。新規顧客の開拓を目的にしたDMを製作するときは、特にデザインや内容に気を使う必要があるでしょう。
1-5.得意先との関係維持
DMは、得意先との関係維持の目的で送付されることもあります。かしこまった形式でなくても、DMを送付することで、得意先として意識していることのアピールにつながるのです。タイミングや内容によっては、新たなビジネスチャンスをつかむきっかけになることもあります。
2.DMが向いている業界や商材
DMが向いている業界や商材にはどんなものがあるか見ていきましょう。
2-1.リピート利用率が高い業界
化粧品や健康食品・美容院など、リピート利用率が高い業界にとって、DMは大きな効果が期待できます。DMを定期的に送付すれば、顧客に存在を忘れられにくく、新たな購買や利用を促すことができるからです。また、DMを送付することで、顧客がライバル業者に流出するのを防ぐ効果もあります。
2-2.イベントや展示会が多い業界
イベントや展示会が多い業界にも、DMが向いていると言えます。多くの顧客に対して、イベントや展示会の告知するのに、確実で効率よくできるのがメリットです。メールなどの手段で通知するのと比較して手元に残りやすい形で告知できるので、忘れられにくい点でもおすすめします。
2-3.保守やメンテナンスが必要な商材
保守やメンテナンスが必要な商材には、DMが大きな効果を発揮することでしょう。たとえば、家・車・給湯器・外壁工事などが挙げられます。いずれも、定期的なメンテナンスにより長く良好な状態を維持できるものです。DMによって保守・メンテナンスを告知することは、業者にとって顧客をつなぎとめる手段にもなります。
3.DMの主な活用例
DMの主な活用例を詳しく見ていきましょう。
3-1.新規開店する店舗の知名度を高める
DMを出すことで、新規開店する店舗の知名度を高めることができます。いくら品ぞろえや技術に自信があっても、まずは、店舗の位置や営業内容を知ってもらうことが最優先です。今後安定して利益を上げ続けるためにも、店舗の知名度は重要なポイントになります。顧客になってもらえそうなターゲットに魅力的なDMを送付し、どんどんアピールしていきましょう。
3-2.以前購入してくれた顧客を呼び戻す
DMを送付して、以前購入してくれた顧客を呼び戻すことも可能です。以前購入してくれた顧客なら、また来てもらえる可能性も高いでしょう。ただし、最近利用がないのは何らかの事情があることが多いものです。再度足を運んでもらうためには、DMを持参した人に割り引きサービスをするなどの工夫が必要になります。
3-3.セールの案内により在庫回転率を高める
DMでセールの案内をすれば、在庫回転率を高めることができ、不良在庫を抱えるのを回避することができます。たとえば、仕入れのタイミングや量を間違えてしまった場合など、在庫一掃セールの案内をDMで出すといいでしょう。普段よりお得な価格で購入できるのは顧客にとって大きな魅力なので、多くの集客が望めて在庫回転率が高まり、売り上げもアップします。
4.DMを製作するコツ
目的に合ったDMを製作するコツやポイントを詳しくご紹介します。
4-1.DMのメインターゲットを決める
最初に、DMのメインターゲットを決めましょう。DMの効果を最大限に引き出すためには、メインターゲットをきちんと決めておく必要があります。DMの目的と照らし合わせ、どんな人に送付すると効果が期待できるか、内容に興味を持ってもらえるかをよく考えてみてください。
4-2.メインターゲットの目に留まりやすいデザインにする
メインターゲットの目に留まりやすいデザインを考えましょう。DMを手にしても、残念ながらすべての人がきちんと読んでくれるわけではありません。できるだけ読んでもらうためにも、目に付きやすい配色とキャッチコピー・画像などをうまく配置する必要があります。どんなデザインがいいのかについては、業者にアドバイスをもらったり業績のいいライバル業者のDMを参考にしたりするのもおすすめです。
4-3.予算や優先項目で配布枚数などを決める
DMのデザインが決まったら、実際に配布する枚数や仕様を決めましょう。枚数や仕様は、予算との兼ね合いもあるので、慎重に検討することが大切です。枚数の多さを重視するのなら、1枚当たりの単価を抑える必要があります。メインターゲットを絞り込んで送付するのなら、枚数よりもデザインや質感が生きる仕様にするといいでしょう。
5.DMの印刷を依頼するには?
DMの印刷を業者に依頼する方法やポイントを詳しく解説します。
5-1.信頼できる印刷業者に依頼する
DMの印刷は、信頼できる印刷業者に依頼することがカギになります。具体的には、以下のポイントを参考にして選ぶといいでしょう。
- DMの製作実績が豊富にある
- 優れたデザインセンスや高品質な仕上がりで定評がある
- 数多くの実例を見せながら的確なアドバイスをしてもらえる
- 見積もりは無料
- リーズナブルかつ分かりやすい料金システム
- 希望納期にできるだけ合わせてくれる
- スタッフが親切で顧客からの評判がいい
なお、当マスプロックでも、オリジナルDMの製作をお受けしています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
5-2.打ち合わせでデザインなどの内容を決める
印刷業者との打ち合わせでは、以下の内容を相談しながら決めましょう。親切な業者なら、数多くの実例を見せながら、おすすめのパターンをアドバイスしてくれます。
- DMの種類
- 印刷枚数
- デザイン
- 印刷方法
- 納期
5-3.見積もりで納期や料金を確認してから発注する
業者との打ち合わせが終わったら、見積もりをもらって納期や料金を確認し、問題がなければ正式に発注しましょう。見積もりの内容で不明な点があるときは、必ず連絡して説明を受けることが必要です。なお、見積もりの時点までは複数の業者に依頼しても構いません。ただし、正式に依頼するところ以外にも、きちんと取り引きを中止することを伝えるのがマナーです。
6.DMの目的に関するよくある質問
最後に、DMの目的に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.新規開店時のDMにクーポンを付けるか悩むのですが?
A.クーポンを付けることをおすすめします。クーポンが付いていれば、実際に店舗に行ってみようという気持ちになりやすく、高い集客効果が見込めるからです。
Q.大量にDMを出したのに効果が今一つなのですが?
A.むやみに大量のDMを出しても、ターゲットに響かなければ意味がありません。ターゲットにメリットがなければ、せっかくDMを送付してもスルーされてしまうだけです。DMの内容を見直し、何がいけないのか考えてみてください。
Q.なるべく短納期でDMを仕上げてほしいときはどうする?
A.以下のポイントを参考にしてください。
- デザインデータをなるべく早く送付する
- なるべく簡単なデザイン・少ない色数で製作する
- 大量に注文し過ぎない
特に急ぎで仕上げてほしいときは、業者に相談してみてください。なお、短納期での納品は、オプション費用がかかることがあるので覚えておきましょう。
Q.DMのデザインデータを作成してもらうことはできる?
A.業者によっては有料でデザインデータを作成してもらえることがあります。ただし、簡単なデザインに限ることもあるので、確認してみてください。
Q.DMを追加注文したい場合はデザインデータを再送する必要がある?
A.業者やタイミングしだいです。DMを納品後すぐの追加注文なら、デザインデータが業者側に残っていることがあります。前回の注文から日にちが経過している場合は、すでに業者がデザインデータを廃棄している可能性が高く、再送する必要があるでしょう。
まとめ
今回は、DMの目的について詳しく解説しました。DMには、商品の販売促進・各種セールの案内・イベントの告知などさまざまな目的があります。DMの効果を最大限に引き出すためにも、どんな目的で出したいのか確認し、メインターゲットに合った内容で製作することが大切です。なお、具体的なデザインや製作枚数などは、信頼できる印刷業者とよく相談して決めるといいでしょう。