自店にオリジナルの紙製コースターを! デザイン・印刷オーダーのポイント

飲食店で大活躍する紙製のコースターは、実用面と広告・宣伝という二つの役割があります。店舗やイベントなどでオリジナルの紙コースターを使用することは、店の宣伝やブランド化に大きく役立つのです。業者に依頼することでオリジナルの紙コースターに簡単に作成できます。コースターの役割や目的に加えて、オリジナルデザインのコースターを作成するためのコツや業者選びの方法を詳しくご紹介しましょう。

  1. コースターとはどのようなもの?
  2. 紙コースターのメリットや魅力とは?
  3. オリジナル紙コースター製作について
  4. 上手に紙コースターをデザインしよう!
  5. 印刷の業者選びのポイントとは?
  6. オリジナル紙コースター製作でよくある質問
  7. まとめ

オリジナルの紙コースターを作成することのメリットは、店舗やイベントを特別なものに演出できることです。珍しいデザインのオリジナルのコースターであれば、お客が持ち帰る可能性を高めます。最近では、目を引くデザインのコースターをSNSで共有するということも珍しくはありません。オリジナルデザインのコースターを使用することで、高い宣伝効果を得られる可能性があるのです。店舗の広告を検討している場合には、集客アップや認知度アップなど多くのメリットを得られるオリジナルコースターを検討してみるのも良いでしょう。

1.コースターとはどのようなもの?

1-1.コースターとは?

コースターはグラスやコップ専用の小さなマットです。結露によってテーブルが濡(ぬ)れてしまうのを防ぐことが、コースターの主な役割になります。コースターは、紙、布、レース編み、コルク、木材、プラスチック、シリコン樹脂など非常に多くの素材が使用されているのが特徴です。さまざまな素材にあるコースターですが、大きく二つのタイプに分けることができます。

1-1-1.吸水性のある素材で結露による水滴を吸収する

紙、布、レース、コルクなど吸水性のある素材は、水分を吸収することでテーブルが濡(ぬ)れることを防ぐ効果があります。使い捨ての紙コースター以外のものは、定期的な乾燥が必要です。

1-1-2.耐水性の高い素材で水滴を溜(た)める

プラスチック、シリコン樹脂、アクリルなど吸水性のない素材のコースターは皿のような構造でテーブルを水滴から守ります。衛生面を考えて、使用した後には洗浄・乾燥などの管理が必要です。

1-2.コースターってどんなもの?

コースターは、テーブルクロスやプレースマットなどと同様に非常に古くから使用している食器の一つです。グラスやコップ専用の食器であることから、日本では洋食文化の広がりとともに喫茶店や洋食店で使われています。1950~1970年代の喫茶店ブームでは、多くの喫茶店がオリジナルの紙コースターを作成するようになりました。近年では、オリジナルコースターの作成が宣伝効果や店舗のブランド化などにもつながる広告媒体の一つとして注目を集めています。

1-3.コースターの魅力とは?

コースターはテーブルやテーブルクロスを水滴から守る役割があります。機能性の面から吸水性の高い紙や布などを使用することが多いのが特徴です。最近では、アクリルを使用した透明のものや形状に特徴のあるシリコン製のものなどユニークなデザインのコースターもあります。コースターは機能面だけではなく、デザイン食器などと同様にデザインも重要なのです。

1-4.コレクションとしてのコースター

コースターをコレクションすることは、珍しいことではありません。広告としての効果を最大限に利用するためには、デザイン面が非常に大切になります。コレクターが収集したくなるようなコースターを作ることも大切な心がけといえるでしょう。

コースターには結露でテーブルが濡れるのを防ぐ役割があるんですね。
紙、布、レース、コルクなど吸水性のある素材は水分をよく吸収します。また、透明なアクリル製のものや、形状に特徴のあるシリコン製のものなど、ユニークなデザインのコースターもあります。

2.紙コースターのメリットや魅力とは?

2-1.紙製のコースターの魅力とは?

2-1-1.飲食店で使うコースターとは?

吸水性のない素材のコースターは飲食店ではあまり使用しません。衛生面の問題などから飲食店では、紙製の使い捨てコースターを広く使用しています。飲食店で紙製のコースターは、実用面に加えて広告や宣伝としての効果もあるのです。紙製のコースターは使い捨てが基本になります。紙コースターは消耗品の一つと考えましょう。

2-1-2.紙コースターの価格とは?

価格は発注ロット数によって大きく異なる特徴があります。発注数によっては1枚5円以下で作ることも可能です。コースターは“使用する紙の厚さ”“印刷の色数”“コースターの形状”によって料金が異なります。

2-2.形のバリエーション

紙コースターというと、丸い形状を思い浮かべます。しかし、コースターには数多くのバリエーションがあるのです。コースターの形のバリエーションと利用のコツについてご紹介しましょう。

定型コースター

丸形や角丸形など一般的なコースターの形状です。直径のサイズを選ぶことができるため、使用するグラスに合わせて最適なものを作るようにしましょう。

変形コースター

丸形や四角型以外のコースターは、使い方によって高い宣伝効果を得ることができます。変形コースターは印刷デザインも重要になるため、しっかりと検討したうえで作成するのがポイントです。変形コースターは、定型コースターの1~2倍の料金で作成できます。

ドリンクホルダー用コースター

自動車のドリンクホルダーに取り付けるタイプのコースターです。汚れてしまったら簡単に取り外して捨てるだけで、車内のドリンクホルダーをいつでも清潔に保つことができます。

立体コースター

2枚の紙を重ねたペーパーコースターです。立体的にイラストや画像を表現することで、非常に宣伝効果の高いコースターを作成できます。既製型と受注製造の2種類があり、受注製造ではよりオリジナリティのあるコースターが作成可能です。

紙製のコースターは、実用面に加えて広告や宣伝としての効果もあるんですね。
紙コースターは消耗品の一つと考え、基本的には使い捨てだと思ってください。

3.オリジナル紙コースター製作について

3-1.ノベルティ、記念品としての魅力

コースターは、来客1人に1枚という使用頻度の高さが特徴です。来客に使用するほかにも、イベントに合わせたデザインのコースターをノベルティとして配布する方法もあります。オリジナルデザインのコースターは実用品としてはもちろん、ノベルティや記念品としても活用できる非常に魅力的なものなのです。紙コースターを飲食店に導入することは、店舗のブランド化などにも大きく役立ちます。

3-2.オリジナルコースターの魅力

オリジナルコースターを作成することは、店舗の特徴やイメージを宣伝する非常に良い機会です。オープン記念や周年記念などに合わせて、オリジナルのコースターを作ることでイベントが盛り上がります。コースターは使用頻度が高い消耗品であることからも、オリジナルのものを作成することは店舗のイメージ戦略にとって非常に大きな武器になるのです。定期的にデザインの異なるコースターを作成して、ルーチン化した店舗のイメージを大きく刷新するのも良いでしょう。

3-3.印刷の種類や技術について

フルカラーで自由度の高いデザインを実現可能!

現在、印刷技術の向上からクオリティや表現力が大きく変化しています。最近では、フルカラーで印刷したコースターも非常に人気です。単色のものから発色の良い4色フルカラーまでを選択可能なため、幅広くコースターのデザインができます

水に強い印刷技術

コースターは水に濡(ぬ)れてしまうため、耐水性の高い印刷技術を採用しています。コースターを作成する際には、吸水性と印刷の耐水性を両立することが大切です。業者によって印刷技術は異なるため、オリジナルコースターの作成は、品質の良い印刷技術を持った業者に依頼するようにしましょう。

3-4.コースターの製作価格とは?

オリジナルコースターの作成価格は“コースターの形状”“印刷のカラー”“発注ロット数”によって決定します。デザインが簡単で単色のものは安く、デザインが複雑でフルカラーのものは高いのが作成価格の傾向です。さらに、オリジナルコースターの作成は業者によっても大きく異なります。オリジナルコースターを作成する際には、業者を比較するということも大切なのです。

コースター製作は業者に依頼すればいいんですね。
業者によって印刷技術も値段も異なるので、依頼する際には業者を比較するということも重要となります。

4.上手に紙コースターをデザインしよう!

4-1.目的別にデザインすることが大切!

常用コースターの作成

コースターは店舗で日常的に使用する消耗品です。奇抜なデザインでも良いのですが、店舗で常用するコースターのデザインは“控えめなデザイン”が良いでしょう。“既製デザインのコースターに名入れをする”“店舗のロゴをコースターに印刷する”など普段使いでも違和感のないようなデザインがポイントです。店舗で常用するコースターは、多いロット数で注文することで、1枚あたりの価格がお得になります。

記念品コースターの作成

コースターを記念品などのノベルティとして利用する場合には、目を引く派手なデザインにすることで宣伝効果が高まるのです。複雑なデザインや小ロットの作成は、単価が上がる傾向にあります。しかし、店舗の記念やイベントの集客効果を高めるために良い宣伝材料になるのです。記念やイベントに合わせて、定期的にコースターを作成することはイベントの特別感を演出するために役立ちます。

4-2. デザインの相談について

「集客効果を高めるデザイン」「店舗のブランド力を高めるデザイン」など、コースターのデザインは目的を持つことが大切です。自分ではどうしてもデザインを考えることが非常に難しい場合には、デザインの相談のできる業者を選びましょう。デザインの相談のコツについて紹介します。

4-2-1.手書きでも良いのでコースターのイメージを明確に伝える

デザインの代行を依頼できる業者では、手書きのイメージで現行の入稿が可能な場合があります。パソコンを使用して原稿を作成するのが無理な場合には、手書きで原稿を取扱える業者に依頼しましょう。

4-2-2.明確なイメージをもって相談する

デザインの方法や発注方法などわからないことがあれば、無料相談を使用してみましょう。無料相談をする前に「どのようなコースターを作りたいのか?」などのイメージを持つことが大切です。コースターの作成に興味がある場合には、気軽に相談してみましょう。

目的にあわせてデザインするのがいいんですね。
無料相談が可能な業者や、デザインの代行を依頼できる業者もあります。作成したいコースターのイメージを明確にしてから相談しましょう。

5.印刷の業者選びのポイントとは?

5-1.オリジナルコースター作成の業者選び

紙コースターを作成する際には、業者選びが大切です。業者の上手な選び方のポイントについてご紹介しましょう。

5-1-1.良い品質で作成可能

紙コースターは実用とデザインの両立が大切です。品質の良い印刷で作成できる業者は、紙コースターを作るうえで大切な条件になります。来店者が手に取り使用する消耗品であるからこそ、紙コースターは品質を考えて業者を選びましょう。

5-1-2.コスト面でのメリットで選ぶ

紙コースターは日常的に使用するものであることから、コストも非常に重要です。低コストで高品質の紙コースターを作成できる業者を選ぶようにしましょう。

5-1-3.素早く納品できる業者を選ぶ

コースターを素早く納品できる業者を選ぶことも大切な判断基準です。リポート発注や細部の修正など、要望を素早く実現できる業者を選ぶように心がけましょう。

5-2.コースターのオーダーの決まりとは?

印刷物の注文では“発注ロット数”が非常に重要です。コースターの作成も同様で、オーダーには“最低発注ロット数”があります。オリジナルコースターの作成は“1000枚から”というのが基本です。形状や紙の厚さによっては2000枚から注文が必要になることもあります。発注ロットによって単価も大きく変わるため、目的に合わせて最適な枚数を注文することが大切です。

5-3.料金相場と注文の流れ

コースターの料金相場

コースターの料金は印刷内容や発注枚数によって変化するため、相場を決めるというのは非常に難しいものです。デザインや印刷内容によって、1枚5円程度のものから、1枚50円程度のものまでコースター作成の費用は大きく変化します。無料見積もりを可能な業者であれば、相談や見積もりを積極的に利用して“目的のデザインにはいくらかかるのか?”を確かめましょう。

注文の流れ

デザインの作成

オリジナルコースターをどのようなデザインにするのかは、依頼者側が決めなければなりません。「adobe illustrator」を使用してデザインを作成するのが一般的です。デザインの作成が不可能な場合には、作成代行などのサービスもあるため利用するのも良いでしょう。デザインデータの作成代行には、別途データ作成費用が必要になります。

発注・納品

デザインデータの入稿が終われば発注のための手続きは終了です。コースターの納期は発注後、10日~2週間が目安になります。急いで必要な場合には、作成・納品にどのくらいの期間が必要かを確認しましょう。

業者選びのポイントが詳しくわかりました。業者選びは大切なんですね。
低コストで高品質の紙コースターを作成できる業者がよいでしょう。無料見積もりが可能な業者を複数比較することをおすすめします。

6.オリジナル紙コースター製作でよくある質問

Q.オリジナルコースターを個人で注文することはできる?
A.個人での注文も可能です。学校やサークルなどのイベントで使うというのもよくあるので、気軽に注文してみましょう。

Q.宣伝効果の高いコースターとはどのようなものですか?
A.店舗の雰囲気やブランドイメージを表現したデザインにすることで宣伝効果が高まります。ロゴや看板、地図など店舗を具体的にイメージできるようなデザインにしましょう。印刷業者のアドバイスを受けながら、店舗に最適なデザインすることも可能です。無料相談などを利用して、店舗に最適なコースターデザインを考えましょう。

Q.コースターの原稿作成は難易度が高いの?
A.画像編集・加工ソフトを使用する必要があるため専門的な知識が必要です。原稿の作成にはadobe illustratorなどを使用します。パソコンソフトが使えない場合でも、手書きのイメージで入稿も可能なので、まずは相談してみましょう。

Q.どうしても小ロットで作成したい場合に対応は可能?
A.規定ロット数に満たない場合でも対応は可能です。オリジナルコースターは、ロット数によって単価が変わります。小ロットの場合、割高になってしまう可能性もありますが対応は可能です。

Q.インターネットだけでも発注注文は可能?

A.インターネットや電話だけの対応でも注文可能です。データなどのやり取りはメールを使用し、見積もりや詳しい内容の相談などを電話でおこなうだけで簡単にオーダーできます。オリジナルコースターに興味を持っている場合には“無料見積もり”や“無料相談”を利用してみましょう。

気になっていたことが色々とわかって、これなら製作できそうです!
オリジナルコースターの作成はそこまで難しいことではないので、ぜひ挑戦してみてくださいね。効果的にコースターを利用することで、集客力アップなどの効果も期待できますよ。

7.まとめ

オリジナルコースターは、飲食店のブランド化やイベントを盛り上げるためのアイテムです。効果的にコースターを利用することで、集客力アップなどの効果も期待できます。オリジナルコースターの作成はあまり難しいことではありません。手書きなど簡単な原稿だけでも、クオリティの高いコースターが作成可能です。飲食店の集客力アップやブランドイメージの固定化などを検討している場合には、店舗の消耗品であるコースターをオリジナルのものにしてみましょう。